2008年06月26日
レスキュー・消防展示会・・・3
東京国際消防防災展2008へ行ってきました・・・3
今回も、前回に引き続きレスキュー展示会のお話で、DMM・エーデルワイス・シンギングロック・アンスロン・SMC・PMI(ケーイーエムさん)のブースの中から下降器についてご紹介したいと思います。
KEMさんの新倉社長様・山崎部長様、当日はお世話になりました。
また、いろいろとご協力いただきありがとうございました。
前回までの関連記事はこちら
レスキュー・消防展示会
レスキュー・消防展示会・・・2
では、本題です。
下降器にもいくつもの種類があるお話は前回しましたね。
今日は、アンスロン(ANTHRON スロベニア製)のローリー(LORY)をご紹介したいと思います。
こちらがローリーです。
もう発売されて結構経つと思うので知ってる人も使ってる人もいるかとは思います。
簡単に使い方を説明します。
これは、レバーを握るとロック(ブレーキ)が解除(ゆるんで)されロープが流れる(下降できる)仕組みになっています。(下記写真参照)

この下降器も現在このての下降デバイスの流行でもあるダブルストップ機構を有してます。
これは、パニック防止機能といって、下降用のハンドル(レバー)を引きすぎるとストップする仕組みになっています。
人間は、危険を察知すると(墜ちそうになると)近くにあるものを握る(掴む)という習性があります。
だから無意識にレバーを強く引いてしまう恐れがあるわけです。
でも、もしレバーをめい一杯引いてしまっても下降しないようにロックが掛かるシステムになっています。
このロック機構のおかげで、操作をミスっても墜ちないようになっているんですね。
あと面白いのは、皆さんご存じのペツル社のIDやグリグリとは、ロープの通し方が違いにあります。
IDやグリグリは、ロープをひねった形で通すので、上からきているロープを下から通してセットします。
一方、こちらのローリーの方は単純に上からきているロープをそのまま通します。

ローリーの方が、ロープセットが単純なので、簡単かな(間違い・勘違いしにくい)って思います。
ただし、カラビナから外さないとセットが出来ないのが難点かなって思います(IDは外さなくてセット可能です)
実際の製品にロープを通したとこです。
重さは360gで適合ロープ径は、9mm〜11.4mmと、わりと細いロープから使えるようになっています。(ペツル社のI’DのSタイプは、重さ530gで 適合ロープ径10〜11.3mmです)
なんといってもサイズがとってもコンパクトです。
9mmのロープから使えるのも良いですね。
重くはないですが、ずっしりとした しっかり感もあって、ちょうどモデルガンを握った感覚に似ていますね。
産業用下降器にも認定されてるのもうなずけます
・・・次回へ続く
