2007年07月23日
アジアの虎からこんにちは(投稿シリーズ)
「アジアの虎からこんにちは
」

アジアの虎こと石黒さん(スカイブルーサービス)から、投稿第2弾です。
石黒氏その他の記事
「アジアの虎からこんにちは
パート1」
200mブランコ&WAG
200mブランコ&WAG・・・続編
「職人の輪」
このコーナーは、名付けて投稿シリーズ「アジアの虎からこんにちは
」
日本屈指の名だたる難関現場の請負人、ガラス屋職人”石黒氏”による現場紹介&レクチャーです。
これは、
必見
石黒氏は、このての現場を日本で最もこなしてるスペシャリストなガラス屋職人さんです。
ここから、石黒氏による投稿記事です。
石黒氏の紹介記事は、「職人の輪」を見てね
アジアの虎からこんにちは第2弾です。よろしくお願いします。
現場は、新座市民体育館の天井補修工事をやりました。
ガラスと関係ないですが、ガラス屋のロープワークを発展させるとこんなことも出来るって事を職人の皆さんに紹介します。

作業前(ネット張り作業前)

作業後(ネット張り後)
今回の工事内容は、体育館の天井に貼ってある石膏ボードが爆裂しているため、まずその上下にアルミのアングルをタッピングネジで取り付け、それにはめ込むように新しい石膏ボードをボンドで貼り付けてから、エアータッカーで固定するというものですが、一本3.5mのパイプをトラス構造に組んであり、足場もありませんので、天井に手を届かせるためには、そのトラスパイプを登ってぶら下がるしかないわけです。

作業中の使用資材の落下を防止するため、安全ネットをトラスパイプの下に設置しましたが、床面に綺麗に敷いたネットの四隅にロープを掛けて、トラスパイプ上でセルフジャミングプーリー(今回はペツルのプロトラクション)を使って4方同時に引き上げ、縛りひもで固定しました。

今回のネットは約40kg程でしたが、もっと重い物(例えば人間)のホーリング(荷揚げ)等では、プーりーをもう幾つか使うことで動滑車システムを作って、1/3とか1/6の力でホーリングすることができます。
数年前に実際その方法で1枚400kgのテントを約100枚張る工事をやりました。

パイプにぶら下がって両手が使える体勢(ワークポジショニングといいます)を作るためには、エイダー(あぶみ)をフットスタンス(足がかり)とし、エイダー付随のデイジーチェーンにフィフィで体重を預ける必要があります。
デイジーチェーンの末端はハーネスに直結しておきますので、仮にフィフィがすっぽ抜けても大した墜落はしません。
もちろんエイダーと別にフィックスロープ(親綱)にもビレーを執ることで二重安全対策を講ずるのは言うまでもありません。

石黒さんからのメッセージ


「ついでに言うと、デイジーチェーンをブランコのロープの吊り元に使っている人を良くお見かけしますが、デイジーはフィフィで体重をちょこっと預けるための物なので、支点取りには虎として個人的にはお勧めできません。」
「自分の命は自分で守るもの。どうぞ気をつけてお使い下さい。」
石黒さん投稿有り難う御座いました。
さすが、プロフェッショナル

クライマーはやっぱり違います。

皆さん参考になりましたでしょうか

なかなか真似できるもんじゃないでしょうが、こんな事も出来るということのお手本です。

窓拭き職人は、奥が深いです。現状に満足せずにまだまだ目指す世界があります。
頑張ろっと

次回の”アジアの虎からこんにちは”は、
「エイダー・デイジーチェーン・フィフィによるワークポジショニング」
をお送りします。
では。では。

投稿大歓迎

皆さんも自慢の現場を是非投稿して下さい。
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です!!
ネット40kgでもオドロキですが!
桁違いの400kg×100枚って!!
仕事量、なんと!40t!!(驚!!!
一体!?何倍力のホーリングシステムを組まれたのでしょう
か?
さぞかし、人もロープもギアも・・・みんな悲鳴をあげてた
んでしょうかね?笑
足場の無い所での作業。。。
まさに反重力主義者とも言わんばかりの石黒さんの超越した
クライミング技術にはいつも度肝を抜かされてしまいます。
空中でテンション利きっぱなしの状態で作業を確実に迅速に
安全に遂行するには、体力だけでなく、頭の中で常に先回り
するイメージ像が描けなければ、これほどの難易度の高い作
業はこなせないと思います。。。
まさに他の追随を許さぬ・・・ですな!アジアの虎さん!!
スゴイ!!!!!
