2006年04月07日
職人の輪』第3話
『職人の輪』 佐藤さん編 第3話
職人の輪とは?![]()
「現場の生の声」をテーマにゲストの職人さんから次の職人さんをご紹介してもらい職人仲間の輪を広げていこうというものです。
毎回、ガラス清掃に携わっている職人さんをゲストに迎え、こだわりの道具やテクニック、
そして「職人としての心意気」を伝えていければと思います。
今回のゲストは、佐藤 武夫(マイスター興業 代表)さんです。
インタビュアー:
道具や作業する上で特にこだわってるところや意識している事はありますか??
佐藤氏(以下、ゲスト):
道具には殆どこだわっていません。
私は技術的にまだ未熟なので、こだわりようが無いのです。
未だに固定式ハンドルの道具以外は苦手です。
岡崎さんがウンガーのストレートハンドルをポールで自在にまわしているのを見た時は、あまりの凄さにショックをうけました。
私にはそのような芸当は無理なので、現在、ワグマスターを目指してワグテイルを練習中です。
石黒さんがスクイジーの端を斜めにカットされている工夫などは、今まで考えた事もありませんでした。
私にはそのような職人芸や工夫は全くありません。
気合と根性のみでやっております。
なにをおっしゃいますか。

あのスクイジーの切り方を見ていると、とてもそんな風には
見えませんよ。
ブランコでのかっぱく姿を拝見すると佐藤さん独特のこだわりがヒシヒシと感じます。
気合いと根性というのは、まさに佐藤さんにピッタリですね。
(一緒に仕事した事のある人なら納得です)
佐藤さんのスクイジーへのこだわりには、なみなみならないものがあると私には感じるんですけど、そのあたりの話を是非聞きたいですね。
−−このブログを見ている皆さんも非常に興味があると思うので、そのこだわりをちょっとだけ聞かせてもらえないですか?
ゲスト:
スクイジーにはほとんどこだわっていませんが、エトレの標準タイプ(真鍮、ステンレス)のハンドルが一番気に入ってます。
チャンネルは別に何でもいいのですが、エトレのハンドルの角度はスクイジーの最も高度な操作ができると思っています。
ハンドルも細いのでいろいろな持ち方が出来ると思います。
スクイジーの動きは持ち方で決まってしまうと思うので、持ち方を自由に変化できるエトレのハンドルは好きです。
サッシに厚みがあったりするときめにくい難点がありますが、ハンドルの角度も最高です。
ガラスをかっぱぐ際に自分が一番重要だと思っているのは、チャンネルのゴムとガラスが接している角度です。
適切な角度のコントロールはゴムとガラスの摩擦をなくし、スクイジーの機動性がよくなり、いろんな動きが可能になると思います。
また無駄な摩擦が生じていないという事は、ガラスの仕上がりもよいと思います。
自分の場合、その角度の操作は手首のみで行っています。
ハンドルが細く、シャンプーと一緒に片手で持ちやすいので、ロープ作業の際のスクイジーとシャンプーの持ち替えは素早く行えます。
普段は、ウンガーのエルゴテックのスクイジーを使っています。
扱い易いスクイジーですが、ハンドルが柔らかいため、ガラスとスクイジーの接している感覚というのが手に伝わりにくいので、スクイジーのミスがあっても気がつかない事があります。
まっすぐなスクイジーがエルゴテックしかないので使っています。
他にハンドルの角度が浅いスクイジーはあまり魅力を感じませんが、THKは回しやすいので好きです。
でもやっぱり自分はエトレです。
勉強になります。素晴らしいお話しありがとう御座いました。
なるほど!エトレーの真鍮ですか。さすがスクイジーの基本中の基本!
良いモノとはいつまで経っても風化しないもんです。
これでかっぱいてたあの頃が懐かしいです。
このこだわり、皆さんどうですか?
やはり思ってた通り、凄い人ですよこの人は!
佐藤さんのような職人芸
の技はおいそれと出来ません。
きっと見えないところでかなりのトレーニングを積んでいるんでしょう。
nん〜!これだけ語られてしまうとWAGを広めようとしている私としては、売れなくなってしまうのがチョット心配ですけど。
ワグは今までのものとは全くの別物ですから、まぁ〜!大丈夫でしょう。
そんな職人芸の技を流れるような
なめらかな動きでやってしまうのがワグの売りですから。
私もワグマスターとして恥ずかしくないよう負けずに精進しないと!
次回へ続く...
関連過去記事:
佐藤さん編 第1話
佐藤さん編 第2話
大波さん編(第2回ゲスト)
石黒さん編(初ゲスト)
